1級と2級船舶免許の違いは?航行区域・費用・選び方を解説

小型船舶免許の1級と2級の違いは、ひとことで言えば「どこまで沖に出られるか」。乗れる船の大きさは同じです。費用と日数の差、自分に必要なのはどちらかを整理しました。
1級と2級の違いは「航行区域」だけ?
| 2級小型船舶 | 1級小型船舶 | |
|---|---|---|
| 航行区域 | 海岸から5海里(約9km)まで | 制限なし(外洋もOK)※ |
| 乗れる船 | 総トン数20トン未満(プレジャーボートは長さ24m未満)で共通 | |
| 取得可能年齢 | 満16歳以上(18歳未満は船の大きさに制限) | |
| 費用目安(免除コース) | 9万〜12万円前後 | 12万〜16万円前後 |
| 取得日数目安 | 2〜3日 | 4〜5日 |
※1級でも100海里を超える外洋を航行する場合は六級海技士(機関)以上の資格者の乗船が必要です。
5海里ってどのくらい?2級で足りる?
5海里は約9.3km。陸が見える範囲での釣り・クルージング・湾内の移動なら2級で十分カバーできます。博多湾・大阪湾・東京湾のような湾内はほぼ全域2級でOKです。一方、沖のポイントまで走るオフショアの釣り(ジギング・キャスティング)や離島への長距離クルージングを考えているなら1級が必要になります。
どっちを取るべき?
- 2級がおすすめの人——湾内・沿岸の釣りがメイン/マリーナのレンタルボートで楽しみたい/まず費用を抑えて始めたい
- 1級がおすすめの人——沖釣り・外洋クルージングをしたい/ヨットで長距離を走りたい/どうせ取るなら上位免許にしておきたい
迷ったら、講習日数と費用の差(プラス2日・3万〜5万円前後)をどう見るかで決めるのが現実的です。
2級から1級への進級はできる?
できます。2級取得後に進級(ステップアップ)コースを受ければ、学科の追加分と審査だけで1級に上げられます(実技試験は免除)。費用は5万〜8万円前後・2日程度が目安です。「まず2級で始めて、必要になったら1級へ」という取り方も合理的です。
水上バイクに乗るなら別の免許が必要?
はい。ジェットスキー・水上バイクは1級・2級では操縦できず、特殊小型船舶操縦士免許が別に必要です(逆に特殊免許でボートも操縦できません)。詳しくは水上バイク免許のページをご覧ください。
対応する教習所・スクール
国家試験免除マリンライセンスロイヤル福岡
国土交通省登録の教習機関で国家試験免除で取得できる。1級・2級・水上バイク免許に対応。更新講習・失効講習も実施。全国展開のチェーンで合宿コースもあり。
メーカー系教室ヤマハボート免許教室(西福岡マリーナ会場)
ヤマハ発動機が展開する全国ネットワークのボート免許教室。西福岡マリーナで2級小型船舶免許コースを開催。取得後のレンタルボート(Sea-Style)と連携しやすい。
スクール日本海洋資格センター(JML)福岡
2級は最短3日完了・合格率99%を掲げるボート免許講習。1級・2級に対応。全国主要都市で開催。