「国家試験免除」のからくり|登録小型船舶教習所という制度

最終更新日: 2026-08-07

海を疾走するモーターボート

「国家試験免除」と聞くと怪しく感じるかもしれませんが、これは国の制度に基づく正規ルートです。仕組みを理解すると、自分に合うコースの選び方が分かります。

近くのスクールを費用で比較する >

この記事の目次
  1. 2つの取得ルート
  2. どちらが向いているか
  3. 「免除」の誤解を解く
  4. 選ぶときの確認ポイント

2つの取得ルート

国家試験免除コース国家試験受験コース
仕組み登録小型船舶教習所で法定の学科・実技教習を受け、修了審査に合格→国家試験免除スクール等で講習後、指定機関の国家試験を受験
費用(2級)10万〜13万円前後8万〜11万円前後+受験料
日程教習所の日程で完結試験日程に合わせる必要
落ちたらその場で補習→再審査が基本後日の再受験(再受験料)

免除コースは「試験がない」のではなく、国の登録を受けた教習所の修了審査が国家試験の代わりになる制度です。審査自体はあります。

どちらが向いているか

  • 確実に・日程どおりに取りたい → 免除コース。多少高くても、やり直しリスクと日程の読みやすさで元が取れます。初めての方への標準的なおすすめです
  • 費用を抑えたい・試験に自信がある → 受験コース。独学一発(独学の記事)まで行くとさらに安くなります

「免除」の誤解を解く

  • 免除コースでも身体検査は必要です
  • 修了審査は形式ではありません。居眠りや操船不良では通りません(ただし補習でフォローされます)
  • 取得後の免許証はどちらのルートでも完全に同じ。履歴書にも差は出ません

選ぶときの確認ポイント

「国家試験免除」を名乗れるのは登録小型船舶教習所だけです。申し込み前に登録教習所であることを確認してください。当サイトのエリア別スクール一覧では、確認できた範囲で表記しています。教習の中身は学科の記事と実技の記事へ。

対応する教習所・スクール

国家試験免除JEIS関東

会場:江の島マリーナ・東京湾マリーナ(ジェット免許)ほか、東京・千葉・神奈川(横浜・江の島)で取得可と記載

「国家試験免除で船舶免許取得」と案内。1級・2級・進級・特殊(ジェット)・特定操縦免許の講習を案内。更新・失効再交付講習も実施。公式に「設立50年の信頼と実績」と記載。

国家試験免除ブライトマリン

会場:松戸市上本郷(事務所)/実技:霞ヶ浦(土浦駅徒歩1分)ほか千葉・埼玉・茨城で開催と記載

国土交通省の登録を受けた講習機関で国家試験免除で取得できると記載。1級・2級・水上オートバイ・進級コース、セット免許あり。更新・失効再交付講習も実施。3名以上(更新・失効は5名以上)で出張講習も行うと記載。

国家試験免除JEIS近畿(日本船舶職員養成協会近畿)

会場:大阪・神戸(JEIS神戸:神戸市東灘区深江南町)・びわこ・高石で開催と記載

国土交通省登録小型船舶教習実施機関(近小教第3号)。国家試験免除コースと国家試験受験コースの両方を案内。更新・失効講習も実施。公式に「JEISグループ全体の卒業生は、累計約100万人」と記載。

2級小型船舶免許の教習所一覧を見る

関連コラム